きのこ

スーパーで売ってるきのこは何種類?特徴やおすすめの調理法を紹介!

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きのこは料理の名脇役として、家庭の食卓に欠かせない存在です。

スーパーで見かけるきのこにも実はたくさんの種類があり、それぞれ香りや食感、調理方法に個性があります。

この記事では、日本国内にあるきのこの種類や、スーパーでよく手に入る定番のきのこ、ちょっと珍しい高級品まで幅広く紹介します。

どんな特徴があって、どんな料理に向いているのかも詳しく解説するので、ぜひ日々の食卓に取り入れてみてください。

日本にあるきのこの数と、食べられる種類の基本知識

日本には何千種類ものきのこが生息していると言われていますが、私たちが日常で目にするのはほんの一部です。

まずは、国内に存在するきのこの全体像と、スーパーで買えるきのこの背景を見ていきましょう。

国内に存在するきのこは約4,000種類以上も

日本には約4,000~5,000種類ものきのこが存在しているとされています。

しかし、その多くは毒性の有無がはっきりしていなかったり、食用には適していない種類だったりします。

実際に「食べられる」と確認されているきのこは、全体のごく一部で、およそ100~200種類程度にとどまります。

スーパーで手に入るのはごく一部の食用きのこ

食用として安全に販売されているきのこは、全国のスーパーで通年購入できるものに限られています。

ぶなしめじやエノキタケ、エリンギなどは人工栽培によって安定供給されており、いつでも手に入る安心食材です。

一方で、松茸のような高級品や野生種は、季節や流通量に左右されやすく、なかなかお目にかかれません。

旬の時期がある天然きのこと通年手に入る栽培きのこ

天然のきのこには、春や秋といった“旬”があります。

たとえば松茸やまいたけは秋が旬で、天然の風味や香りを楽しめる時期は限られています。

一方、菌床栽培や原木栽培で育てられるシイタケやブナシメジなどは、一年中品質が安定していて、日常使いにぴったりです。

スーパーでよく見かける定番きのこ10種

ここからは、スーパーでよく目にする定番のきのこを10種類ご紹介します。

それぞれの特徴やおすすめの調理法もあわせてチェックしてみてください。

ぶなしめじ|クセがなく使いやすい万能タイプ

ぶなしめじは、小さな傘が密集した見た目が特徴です。

味にクセがなく、煮ても焼いても美味しく食べられます。

炒め物、スープ、鍋物、天ぷらなど、どんな料理にも使える万能きのこです。

えのきたけ|シャキシャキ食感が魅力の細長いきのこ

細長い軸と小さな白い傘が特徴のえのきたけは、シャキシャキとした食感が魅力です。

炒め物や味噌汁、鍋料理に最適で、短時間で火が通るため調理が手軽です。

長く加熱するととろみが出て、また違った食感も楽しめます。

エリンギ|コリコリした歯ごたえで肉料理の代用にも◎

太い軸と小さな傘を持つエリンギは、コリコリとした食感が特徴。

クセが少なく、バター醤油で炒めたり、パスタに入れたりと幅広い料理に使えます。

輪切りにするとホタテのような食感が楽しめるのも魅力のひとつです。

なめこ|つるんとしたのどごしがクセになる

なめこは小さな傘とヌメリが特徴のきのこ。

味噌汁や和え物によく使われ、ぬめりには栄養も豊富です。

調理の際は軽く熱湯をかけて汚れを取るだけでOK。

煮込みすぎず、サッと火を通すのが美味しく仕上げるコツです。

まいたけ|香り高く食感もしっかり!秋の人気者

まいたけは、広がるような傘と香り高い風味が特徴です。

シャキシャキした食感で、炊き込みご飯や炒め物、天ぷらなどにぴったり。

タンパク質分解酵素が含まれており、肉を柔らかくする効果も期待できます。

しいたけ|旨味たっぷりで煮ても焼いても美味

しいたけは、大きな傘としっかりした軸が特徴のきのこ。

旨味成分が多く含まれ、干ししいたけは出汁としても活用できます。

生しいたけは炒め物や焼き物、干ししいたけは煮物におすすめです。

マッシュルーム|サラダにも使える生食OKなきのこ

マッシュルームは丸い傘と太い軸を持つ、洋風料理に使いやすいきのこです。

ホワイト種はサラダにそのまま使えるほどクセがなく、ブラウン種は風味が濃く加熱料理向きです。

炒め物やスープ、アヒージョにもよく合います。

ひらたけ|クセがなくジューシーな味わい

ひらたけは、平たい傘としっとりした食感が特徴です。

和洋中どんなジャンルの料理にも合い、炒め物や煮物、鍋にぴったり。

水で洗わず、キッチンペーパーで汚れを拭き取ると旨味を逃しません。

きくらげ|コリコリ食感で中華料理と相性抜群

きくらげは、黒くて平たい見た目とコリコリした独特の食感が魅力。

中華料理によく使われ、サラダや和え物にも適しています。

乾燥タイプは水で戻してから熱湯で下茹で、生タイプも必ず加熱して食べましょう。

松茸|香りの王様!秋限定の高級きのこ

松茸は、秋の味覚を代表する香り豊かな高級きのこです。

人工栽培が難しく、天然物が主流のため希少性が高いのが特徴。

炊き込みご飯や土瓶蒸しなど、香りを活かしたシンプルな調理法がおすすめです。

スーパーで見つけたらラッキー!ちょっと珍しいきのこたち

定番のきのこに加えて、スーパーでときどき見かけるちょっと珍しい種類も存在します。

見つけたらぜひ試してみたい、個性的なきのこたちを紹介します。

本しめじ|「味しめじ」として知られる高級種

「香り松茸、味しめじ」で知られる本しめじは、太い軸とぷっくりとした傘が特徴。

上品な風味としっかりした歯ごたえで、焼き物や天ぷら、鍋料理にもよく合います。

流通量が少ないため、見かけたらぜひ試してみてください。

はなびらたけ|コリコリ感が楽しい花のような見た目

白くてひらひらとした形がユニークなはなびらたけは、食卓に映えるきのこです。

見た目のかわいらしさだけでなく、コリコリとした食感が楽しいのもポイント。

炒め物やスープに加えると、食感のアクセントになります。

トリュフ|特別感のある香り高い世界の珍味

世界三大珍味のひとつに数えられるトリュフ。

高級スーパーや通販で手に入ることがあり、香りの強さが魅力です。

削ってパスタやリゾットにのせたり、トリュフ塩やトリュフオイルとして使うのもおすすめ。

バイリング(アワビ茸)|アワビのような食感で見た目もユニーク

中国原産で「アワビ茸」とも呼ばれるバイリングは、白くて大きな傘が特徴。

コリコリした歯ごたえで、まるでアワビのような食感が楽しめます。

シンプルにバター焼きにするだけでも旨味をしっかり感じられるきのこです。

まとめ

スーパーで手に入るきのこは意外と種類が豊富で、それぞれに個性があります。

定番のぶなしめじやエリンギから、ちょっと珍しい本しめじやトリュフまで、味・香り・食感の違いを楽しめるのが魅力です。

料理に合ったきのこを選ぶことで、食卓のバリエーションもぐっと広がります。

ぜひ今回紹介したきのこの特徴を参考に、日々の献立に取り入れてみてください。