コリコリとした食感がクセになる「きくらげ」。
中華料理をはじめ、炒め物やスープなど幅広く使える便利な食材ですが、いざ買おうと思うと「スーパーのどこにあるの?」と迷ってしまう方も多いはず。
乾燥・生・水煮と種類によって売り場が違ったり、国産や白きくらげを探すコツも知っておくと便利です。
この記事では、スーパーでの探し方や保存方法、戻し方の時短テクニックまで、きくらげの扱い方をわかりやすく紹介します。
きくらげはどこに売ってる?スーパーでの見つけ方ポイント
きくらげにはいくつかの種類があり、それぞれ売られている場所が違います。
どこに行けば手に入るのかをタイプ別に見ていきましょう。
乾燥きくらげが置かれている売り場は

最もよく見かけるのが「乾燥きくらげ」です。
スーパーでは、乾物コーナーに置かれていることが多く、干ししいたけや切り干し大根、ひじきなどと並んでいます。
中華食材コーナーや、最近では健康食品コーナーで見つかることもあるので、店内をよくチェックしてみましょう。
生きくらげはどこにある?旬の時期に注目

「生きくらげ」は流通量が少なく、常時スーパーで見かけることはあまりありません。
ただし、4月〜8月ごろの旬の時期には、きのこ売り場の冷蔵コーナーに並ぶことがあります。
エリンギやしめじ、舞茸と一緒にチェックしてみましょう。
店舗によっては扱いがない場合もあるので、地元のスーパーや大手チェーンの取り扱い状況を確認してみてください。
水煮タイプのきくらげがあるコーナーはここ
「水煮きくらげ」は、冷蔵の野菜コーナーで見つけることができます。
たけのこや山菜の水煮と一緒に並んでいることが多いです。
全てのスーパーで取り扱っているわけではないため、事前に在庫をチェックするか、店員さんに聞いてみるのがおすすめです。
国産きくらげや白きくらげを買いたいときのコツ
きくらげは中国産が多いイメージですが、実は国産や白い品種も存在します。
購入場所の工夫次第で手に入るので、そのコツを紹介します。
国産きくらげの探し方と買えるお店の特徴
国産きくらげは、生産量が少ないため、限られた店舗での販売となります。
地元密着型のスーパー、自然食品店、産直コーナー、高級スーパーなどで見かけることがあります。
「国産」や「無農薬」の表記が目印です。
また、農家直送の商品を扱うネット通販も活用すると手に入りやすくなります。
白きくらげが手に入りやすいお店は?

白きくらげは、デザートなどに使われることが多く、流通量は黒より少なめです。
ただし、業務スーパーや中華食材専門店では、白きくらげの取り扱いがあることも。
中国産が主流ですが、比較的手に入れやすく、価格もリーズナブルです。
道の駅・産直コーナーなら地元産が狙える
道の駅や直売所では、地元で栽培された新鮮な生きくらげを扱っていることがあります。
季節限定での販売が多いですが、香りや食感は格別。
旅先や週末のおでかけで立ち寄った際は、ぜひチェックしてみてください。
ネット通販や中華食材店もおすすめ!
「スーパーで見つからない…」というときは、ネット通販を利用するのもおすすめです。
Amazonや楽天市場では、国産・無農薬・乾燥・生タイプなど、幅広い種類が揃っています。
また、中華食材専門店では、業務用の大容量パックや、白きくらげなどの珍しい品種も手に入りやすいです。
乾燥きくらげの戻し方と時短テクニック
乾燥きくらげは、そのままでは使えないため、戻してから調理します。
基本の方法から時短テクまで紹介します。
基本の戻し方は水でじっくり

乾燥きくらげの基本的な戻し方は、たっぷりの水に6時間程度浸ける方法です。
ゆっくり戻すことで、うま味や栄養をしっかり吸収でき、食感もぷりぷりになります。
ただし、長時間(6時間以上)浸けすぎると風味が落ちるので注意が必要です。
急いで戻すならぬるま湯や電子レンジが便利
時間がないときは、32〜36℃のぬるま湯に浸けて15分ほどで時短できます。
もっと急ぐなら、深めの耐熱容器に水ときくらげを入れて600Wで1分加熱するレンジ法も有効です。
加熱後に様子を見て、柔らかさが足りなければ追加でチンしましょう。
戻し汁の活用で栄養をムダなく摂取
きくらげの戻し汁には、うま味や栄養素が溶け出しています。
そのまま捨てずに、スープや煮物に使うと無駄なく摂取できて良いでしょう。
特に熱湯や電子レンジで戻したときは、栄養の流出が多いので、汁も活用するのがおすすめです。
きくらげの保存方法と日持ちの目安

きくらげは、保存方法をきちんとすれば長く使える便利な食材です。
生・戻した後・乾燥の状態別に保管方法を見ていきましょう。
冷蔵保存で1週間!正しい保管の仕方
生きくらげや戻した乾燥きくらげは、キッチンペーパーで水気をふき取り、密閉容器やラップで包んで野菜室に保存します。
冷蔵保存での目安は約7日間ですが、早めに使い切るのが安心です。
ぬめりや変なにおいがしたら、傷んでいるサインです。
冷凍すれば1ヶ月保存もOK
日持ちさせたいときは、冷凍保存が便利です。
生きくらげは石づきを取り除き、さっと湯通ししてからカット→冷凍。
戻した乾燥きくらげは、水分をふき取って小分け冷凍しておくと便利です。
使うときは解凍せずそのまま調理OK!
乾燥きくらげの常温保存期間と注意点
乾燥きくらげは、未開封なら常温で約1年保存可能です。
湿気や直射日光を避け、密閉容器に入れて保管してください。
開封後は、袋をしっかり閉じて保存するか、ジップロックなどで移し替えると安心です。
まとめ
きくらげは、乾燥・生・水煮などのタイプによって、スーパーでの売り場が違います。
乾燥きくらげは乾物コーナー、生きくらげはきのこ類の冷蔵棚、水煮タイプは野菜の冷蔵コーナーが定番。
国産や白きくらげを探すなら、業務スーパーや道の駅、ネット通販もおすすめです。
また、戻し方や保存方法を工夫すれば、日常的にきくらげを美味しく取り入れることができます。
食物繊維やビタミンDが豊富で栄養面でも優秀なきくらげ、ぜひ活用してみてください。